甲骨文字展(杭州・上海・東京)

丁鶴廬研究会は、2003年に設立し、日中の篆刻芸術における文化交流、講演会、セミナーなどの活動を行なっている団体です。篆刻芸術の聖地で100年以上の歴史を持つ西泠印社の四人の創設者のうち丁仁(号鶴廬)、呉隠(号潜泉)を祖父とする丁家14代目丁如霞を会長に、これまで丁仁、呉隠書画篆刻作品展の開催丁家秘蔵「西泠八家印存稿」復刻版刊行、中国名家一族史「丁家の人々」の出版、幻の印泥「鶴泉印泥」の発掘・復刻製造など。現在日本をベースに会派を超え研究者や専門家、愛好家を会員に構成し西泠印社の先人たちの精神及び篆刻芸術の真髄と魅力を追求、伝承していくことを目指しています。

 

この度、日中平和条約締結40周年記念、甲骨文字ユネスコ記録遺産認定記念、丁仁生誕140年・没後70年・西泠印社創設115周年を記念し、上海市殷商甲骨文研究院と日本丁鶴廬研究会の主催による甲骨文字展が杭州・上海・東京において開催されました。その模様をお知らせ致します。

杭州・西泠印社での開幕式ほか

 

杭州・太平天国の乱から四庫全書を保護修復した丁家の祖先・丁申と丁丙の銅像の前で。

 

西泠印社においての開幕式・杭州市主催による杭州花中城省人民大会堂宴会庁での晩餐会の様子。

 

西泠印社での開幕式後に、西泠印社副社長・陳振濂先生と。